
もっと早くモンテッソーリ教育の
考え方に出会いたかった!
と素直に感じた本です。
僕自身つい1年前までモンテッソーリ教育という
存在すら知らない情弱パパでした・・・。
本書を読んだきっかけは、
Voicyという音声プラットフォームで、
子育てに関する放送を探していたところ、
モンテッソーリ教師あきえ先生の放送に
出会ったこと。
子育てに関する考え方、子供への接し方などを
発信されており、大きな共感を覚えたところ、
先生が本を出版されたと聞き、購入に至りました。
主に0〜6歳っ子のパパママにはぴったりの本です。
☆本書から学んだ3つのポイント☆
1. 子育ては「子どもを知る」ことから
成長過程で、子どもがどのように刺激を受け、
吸収していくかを知らずに子育てをすることで、
誤った関わり方をしてしまい、子どもの成長を
阻害してしまったり、成長のチャンスを積んで
しまったりする可能性があるのだ、ということを
知ることができました。
親はいつでも最初は初心者だということを自覚し、
子どもを正しく知ることで初めて、
子どもの自立をサポートできるってことなんです。
2. 子どもは「自ら育っていく」存在
子どもは「育てる」ものだと思っていました。
そうじゃないんですね。
親は安全に、間違わないように子供に関わって
大事に育てよう、育てようと考えちゃいます。
でも子どもはもともと「育つ力」を持っています。
皆さんも感じたことがあるんじゃないでしょうか?
この子もうこんな出来るようになったのか!と。
親が正しい道を歩かせるんじゃなくて、
自ら育つ力をサポートするのが親なんです。
3. 子どもを信じて見守る
あ、転びそうだな・・・とか、
なかなかうまくいかなくて困ってるな・・・とか、
そういう時についこどもを助けてあげちゃうこと
ってありませんか?
前述の通り、子どもは自ら育つもの、
新たな成長は自分で掴んでいくんです。
大人は転ばぬ先の杖であってはならない
ってことなんです。
子ども可愛さに関わりすぎることは、
成長のつぼみを詰むことになりかねません。
子どもを信じることが大事です。

大人ってさ、経験があるから
つい先回りしちゃうんだよね・・・

んだね。やりがちなその「つい」を、
親が改めていかなきゃね。
☆読んで影響を受けた3つのポイント☆
1. 子どもの本質を見ようとする勇気
「子供を知る」大切さを理解すると、
いま子どもが何を成長しようとしているのかが
見えてきます。
見ようとするから、先回りせず、
子どものやろうとしていることを
見守る勇気が持てるようになりました。
見守れるからこそ、子どもは「できた!」を
真に感じることができるんです。
「できる」という実感の積み重ねが
自立につながっていくのだと思います。
2. 子どもの声に対する耳の傾け方
見守ることを意識するようになると、
子どもが訴えかけていることをちゃんと
理解しようとするので、その声に対し
「体の向き」や「目線」「態度」などが
全て子どもに向き合うようになりました。
これは子どもに対する尊重と理解しています。
スマホいじりながら目も見ないで話聞かれたら、
大人もいい気はしないですよね?
子どももそれは同じということです。
3. 間違いや注意をする際の伝え方
ここも大きな一つの学びでした。
子どもの教育では必ず叱らなければ
ならないシーンがあると思いますが、
前述の「尊重」を軸に置くと「叱り方」が
変わり、ことばを選ぶ冷静さを持つことが
できるようになり、無駄に叱らなくなりました。
上司に理不尽な叱りつけにあったら、
なんだこいつムカつく!ってなりますよね?
子どももやっぱり同じです。
こころを折るような叱り方は、
親子関係を悪化させるだけです。

親もイライラしてるとさ、余計なこと
引っ張り出して叱ることあるよね…

そうねー。ただその親の気持ちも大事。
毎日のことだし、できないことも当然
あるよね。それでも大丈夫。
☆まとめ☆
もひとつ、本書のいいなーと思ったところは、
子どもだけにフォーカスした内容になって
いるわけではなくって、
親が頑張りすぎてもいけない、
誰かを頼ることも休むことも必要、
今できていなくても自分を責めずに
徐々にやっていけばいい、って
励ましてくれるところ。
まさに「親の成長」につながる書籍です。
これからお子さんを持とうと考えている方、
幼いお子さんがいる方、
僕のように小学生の子どもをお持ちの方も
「子どもを正しく知る」ことができます。
本記事でご紹介した内容はほんの一部。
本書には具体的な事例や子どもへの
声かけのしかた、関わり方など優しく
書かれています。
子育て真っ最中のパパママには
ぜひ読んで欲しい一冊です!
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